沖縄そばについて御説明

首里そば、与那原そば、名護そば、宮古そば、八重山そば、ソーキそば、中味そば、ゆし豆腐そば、てびちそば、野菜そばなどなど数え上げればきりがないくらいに沖縄県内には存在するそばだがこれらは全て沖縄そばのバリエーションの1つである。

一般的には「沖縄そば」といえば一番ベーシックな形のもので、三枚肉、かまぼこ、ねぎ、紅生姜等が麺の上にのっているもので、「ソーキそば」と「沖縄そば」の麺、スープは同じです。

この2つの違いは乗っているお肉が違うというところ。ソーキ、とは豚のあばらの骨付き肉、スペアリブを甘辛く煮付けたお肉のこと。

骨付きの本ソーキと軟骨まで食べれる軟骨ソーキ、があります。もともと蕎麦とは蕎麦粉を30%以上使用した麺料理の事を指すが、沖縄そばには蕎麦粉は一切使われず小麦粉100%で作られ、麺はかんすい、または伝統的に薪を燃やして作った灰汁を加えて打たれる。

製法的には中華麺とほぼ同じなので、公正競争規約の上でも「中華めん」に分類されることもある。特殊名称として本場沖縄そばの表示が許可されている。

麺は大きく分けて3タイプあり、太めのちぢれ麺、細麺、きしめんのような平打ちになる。まただしにも地域やトッピングによって異なる。

一般的には豚骨だしとかつおだしの合わせによってスープができるが、豚骨だしのみやかつおだしのみも存在する。

深く濃厚な味わいの豚骨だしとは対照的に、かつおだしの方はあっさりとしているのが特徴だ。

14世紀後半に冊封士によって琉球にもたらされたものが発祥とする説や、16世紀に那覇の崇元寺に祭祀として出たものがそうではないかと言われていることから当時は王族、貴族の食べ物であったことがうかがえる。いずれも中国から渡ってきた説が有力である。

沖縄そばの由来や発祥についてはいくつか説があるが明確なものは未だにない。

大衆食としての「そば」は明治後期のことで、県民食として大々的に普及し始めたのは戦後、手打ちの沖縄そばを家庭でも気軽に食べれるようになったのは沖縄復帰以降のことである。

原材料に蕎麦粉を使用していないためそばとしての呼称を禁じられていたが1978年(昭和53年)10月17日に公正取引協議会から沖縄そばの呼称認可が特殊な条件下において認められた。

この日が10月17日を沖縄そばの日とされることとなり、この日になると沖縄県内の沖縄そばメーカーや飲食店では大いに盛り上がりを見せる。